挽く人
武田誠
大台町
宮川の上流で、おじいさんの代には水車で木を挽いていました。珍しい木、欲しい木があると聞きつけると東へ西へ走り続けるビーバー隊長、武田さんのもとには、あらゆる木が集まりそれを求めて全国から問い合わせがあります。大量生産のものでなくたまたま伐られ、たまたまやって来た木は、それを持ちこむ人も求めてやってくる人も「もったいない」「チップや燃料にするなんて」という山や木への思いを持った方々であり、木のやり取りを通じてそういう方々、思い、仕事を大切にされています。
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