”森と人の環”の看板に雪!
温暖な地域、と言ったとたんに雪が降りました。。。
この菰野の辺りでも、温かい地域とはいえ年に1,2度は雪が積もります。鈴鹿の山が3回白くなると次は里の番、と聞いています。昨年は20年に一度くらいの、40cmくらい積もる大雪で樋やカーポートが壊れる家がたくさんありました。寒い地域のように日頃から寒さや雪が「当たり前」でなく備えがないので大騒ぎです。雪かき用のスコップがどこに行っても売り切れてありませんでした。地元の木々もそんな時はきっと、じっと耐えてきゅうぅっと縮こまっている気分だと思います。
欧米(北米)なみに緯度が高い地域、東北以北の木、標高が500m以上ある信州や飛騨の木が、なぜ木工家のみなさんに好まれ木工の盛んな地となるのか。おそらく、より長く鮮度を保つために野菜を冷蔵するように、木が南ほど暑くないため急激に育つことなくゆっくりじわじわ育つから板になってからも安定していること、より暑い地域に比べて湿気や虫の活躍する期間が短く少ないこと、が主な理由ではないかと思われます。
”森と人の環”の家具は、これまで、そのような安定した木を買って使っていた木工家さんに新たな挑戦をしてもらってできています。みなさん、タブノキってご存知ですか?これはタブノキでできていますが・・・
この辺りでは山まで行かなくてもちょとした林や神社によく生えています。温暖な地域の木、らしい木として”森と人の環”も、このちゃぶ台をつくった、げんげのおやじ野田哲生もイチオシです。