名残惜しいお別れ

森林公園のフィールドで働いて日々樹木と過ごし樹木を愛する方が
「結婚する同僚にぜひ贈りたい」
と望まれた時計。

森と人の環にある
ハゼノキの時計シリーズの中でも
いっとう材積があって発色よく、
洗練されたデザインでした。

時計の嫁ぎ先として本望ですが
ともに過ごした店番にとって
いなくなったお店の壁は
少しさみしい。

でもでも、
この黄色さ、木やデザインのワンダフルさにほれて
プレゼントしたい!と選んでもらえたり
喜んで受け取ってもらえたりすることは

ハゼノキを愛して集める挽き手
クルミの針を削り出し赤い針をコーディネイトする作り手
そして店番の日々うっとり眺めていたつなぎ手など、
手掛けた者たちにとって

本当にしあわせなことです!