令和元年のわた記録(2)棉から綿へ。

お店の横にある長いこと使われていなかった畑。
お店を開くために準備を始めた平成29年以来
草をひいては土に返し…を繰り返すもまだまだ栄養のないがらがら土ですが。
棉はそれでも大丈夫、と聞いて播いてみました。

たねは、奈良で里山の循環を再生し自然農を営んでいる「ざ・さとやま組合」で分けてもらった和棉です。
畑にしていくのには、「ざ・さとやま組合」と
綿のworkshop講師をしていただいている「げんげのはらっぱ」の野田友恵さんに
お世話になりました。

あちこちいろいろお世話になっているせっかくの機会なので、
森と人の環だけで終わらずみなさんと共有せねば。

3本指で地面に穴をしつらえ、
そこに浅く播いて土をかぶせ、
しっかり土に接するようにぎゅっとおさえます。

 

 

 

 

 

 

 

 

播いた日だけ水遣りをしますが、
あとは、基本的には水遣りをしません。(畑の場合。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

芽が出て・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひとうねに3つだけ育ちました。
となりのうねは藍。これはよく育ちました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

腰くらいの高さに育ちました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花はオクラに似ています。
花びらが透き通ってとても美しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏中お日様を浴びて、日輪を身の内に取り込んだよう。

綿ができる頃には
乾燥して枯れてきて根幹は軽くなるのに実は重いのでかしいできます。
洋綿は上向きに綿が付くそうですが、
これは和綿なので、下を向いています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その違いはなぜ生まれるの?
世界的にはもっと乾燥した過酷なところで育つので上向きでもよくて、
日本は湿度が高く、雨にあたることも多いから下を向いてるんじゃないか、という考えを教えていただきました。
先に経験している方々も、簡単に答えがみつかるわけではなく
「こうかな~ああかな~」とたくさん考えて糧にしているのですね。

何事にも、どんな小さなことにも、なるほど~という理由、必然がきっとある。
そのようなことは、身近な生物や環境に親しむことで実感したり感じたりすることができる。

もっと早く知れたらよかったなあ。
・・・棉ひとつでも、いろんなことを教えてもらえます。