令和元年のわた記録(1)棉のたねが来た。

森と人の環で播く棉のたねはどこから来たかお知らせせねば。

奈良の農事組合「ざ・さとやま組合」から分けていただきました。

「ざ・さとやま組合」は
奈良の萱森と矢田で
自然農の米や野菜を育てています。
萱森は、
「大和の国のまほろば」を見下ろす天空の郷です。

 

 

 

 

 

 

 

 

小さな機械は使いますがなるべく人の手で作業をすること、
肥料や薬剤は使わず土づくりをすることで、
作物自体に力がある体に良いものを育てています。
人も育てながら、
いったん荒れてしまった里の環境をもう一度育てながら、
都市と里をつなぎながら、
循環を築いています。

 

主宰する松川さん。

 

 

 

 

 

 

 

 

棉のたねを播く準備をする広瀬さんと一瀬さん。
位置決めをしている後ろ姿の一瀬さんにほれぼれ。

純和綿のお布団を、と願うお布団屋さんも種まきに参加されていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

この畑からどれくらいの綿が取れるのでしょうね!
荒らされないよう獣たちとの戦いと共存の試行錯誤もあります。

 

もう少し「ざ・さとやま組合」のお話。
最近、「馬搬」が始まりました。

畑もさることながら
植林山も放置によりすっかり荒れて台風のたびになんらかの被害が出るので
手入れが必要です。
そこへやって来たのが霧芝号、通称しばちゃん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大量に草を食べてくれるので草刈りの手間が省けます。
刈り払い機で刈るよりしばちゃんが食べる方が早い。
(通称「舌草刈り」。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

草でお腹がいっぱいになれば木を運んでくれます。
運んでくれた木は木材になったり、薪やペレットなどの燃料にもなります。
しばちゃんの馬力を生んだ草の残りかすは
しばちゃんのお腹を通って出てきたらいい肥料になっていて・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

土に還ると作物の肥やしになり、
私たちの栄養、または、しばちゃんの食べる草にもどる!のです。

循環しているんです!

森と人の環にやって来たのは、
そんなことに取り組んでいる「ざ・さとやま組合」から来た
たねなんですよ。