R2.9.27[workshop] 木の個性と手の温もりのペンダント
あー実に気持ちいい1日でした!
県民の森に到着されたみなさんの目にさっそく飛び込むのは
講師の柳田さんがによって成形された様々な樹種のペンダントトップ。
どれにしようか迷うだろうな!同じトップを気に入った方があったらどうしよう?
と思いあみだくじを用意したのですが・・・
「要らないよ~」ということでまずはみなさんお好みの木を選びました。
さっそく紙やすりで磨き始めました。
磨いているのはカナメモチ。
実は磨き方にもいろいろコツがあって、それが今日の一つ目のポイント。
注意点は無造作にペーパーでやすると傷が残ってしまうこと。
木目に沿ってやする、丸みを帯びた部分はパーツに分けてやする、などのコツを伝授いただきます。
おしゃべりなどしながら和やかに、と思っていましたが
みなさん黙々と、集中して磨いています。
どんどん丸みを帯びてなめらかになり色や木目がくっきり表れてきます。
時おり、開け放したテラスから爽やかな風が屋内へと吹き込みます。
ペーパーの番手をあげてつるつるになってくると
手もペンダントトップも木の粉でふんぷんとしてきますが
トクサ(砥草)で磨くとそのような粉がとれてつるっとした面が出てきて、よく磨けているか見て取れます。
よし!と思ったら次は柳田さん特製のオイルを塗ります。
今まで磨いてきた木の色が劇的に変化するのでそれがまた楽しみです。
これは松
これはユズリハ
磨いて出る木の粉も真っ赤でした
ひっくり返すとまったく別の一面が楽しめます。しぶーい。
首紐の結び方を習って終了。
この結び方が今日2つ目のポイントで、長さを自在に調節できるのです!
左が梅、右はソメイヨシノ。
最初の写真のカナメモチはこんなふうに。
いつも時間が押す森と人の環のworkshopとしては珍しく、
40分ほども余裕を残して完成!
出来上がったペンダントを持って外へ。
ワンピースの上で存在感を発揮!ステキ~
光と影と緑の中でペンダントの撮影会。
左はハネミイヌエンジュ、真ん中は檜、右は松
こんな日のことを「beautiful day」って言うのだろうなぁ、
そんな日に県民の森でworkshopできて良かった!
「次はぜひ実際の木から自分で形作りたい!」というご要望がありました。
やりまーす!
どうやってするか考えよっと。