ひとが森をつかうこと 風力というエネルギー

ひとが生きていくためには

環境という名の「面積」を使ってエネルギーや食糧やものの原材料を生み出さなければならない。

そのバランスがいまだかつてなく大事になってきたのだと思います。

 

風力は電力を生みますが

ほかの方法が生み出す量に比べると存在に比して小さい。

森と人の環がある菰野町では

調査した結果、風力を設置するのに適した(価値のある)地形がなかったそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真は三重県の一大風力発電地帯の青山高原です。

風の通り道で傾斜も緩やかで風車を設置するのに適しているのでしょうね。

その地で、木材利用や地面の安定や水源涵養やレクリエーションや景観など、森が持つ大切な価値との引き換えに

電力を生むことにしたその天秤はつりあっているのでしょうか。

その地域の方々にとって大切な価値としての電力、となっているのでしょうか。

地権者の方々だけでなくそれはやはり私たちの課題でもあると思います。