大台町で学ぶ。
私を含めふだん山から離れた町中で暮らすひとには想像し難い事実。
浮いているものは沈み上にあるものは落ち、自然は常に姿を変え山は動くということ。
山奥に行くとそのことに気づかされます。
地球の芯まで根っこがささっているわけではないので
森林が、木があれば崩壊を止められるのに、というのには限界があります。
でも、ひとは自然界をなるべくそっとして
人間界の安全も守りたいのです。
そのために、たとえばこのようなところでも様々な方が
のちのことを一生懸命考えながら、保全というかメンテナンスというか、、、
ケア!をされています。
大台町の10年たったパッチディフェンスです。
山や木を知り尽くす
知恵と術の塊のようなお二人から貴重なお話を伺いました。
ここは谷間だから風の通り道、強風が吹き抜けるところです。
さらに、
斜面は岩盤、崩れて落ちてきた礫にヒノキが植わっています。
その前に植樹をしても苗木は活着しないだろうと思われていました。
でも、10年たって、木々はずいぶんおおきくなり
手前のベンチは礫に押し流されないですみそうです。
パッチディフェンスのなかも学ぶべきことが、
あり過ぎるぐらいたくさんあります。
少しずつ学んで自分のまちのことも考えていこうと思います。
ここでムクロジのタネを拾いました。
まいてみよう。