R2.12.13[workshop]木の皿できました!

 

彫る、という作業がメインなので

基本は広葉樹のケヤキやサクラを用意したのですが

広葉樹は英語で「hard wood」と言うくらいで堅いんです。

最初からそれを選ぶのはなかなかにチャレンジング、

同じ彫るでも柔らかい木より明らかにたいへん。なので、

比較的柔らかいヒノキ、キハダ、クスノキ、センダンなども用意しました。

形だってまる、正方形、長方形などいろいろ。

それに加えて木それぞれが持つ模様があって、これを選び取るのが悩ましくも楽しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

決まったらさっそく彫り始めます。

下準備をした講師秋山さんは

「縁は彫らない」と言うも

「いやいや」とかまわずどんどん彫っていくイソガイさん。

 

 

 

 

 

 

 

出来上がってみると

「あら、すてきだね」と秋山さん。

「へへーん」とイソガイさん。

 

ハードウッドにチャレンジ まるいサクラのおさら。

面積も大きい! 男性の手で

10:00の開始からどうにかランチの閉店時間くらいには彫り終わりました。

 

 

 

 

 

 

まだオイルで仕上げる前ですが塗っても塗らなくてもすてき。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木目が斜めに出ていて美しい。

こちらは時間がかかってこの日に終わらず後日「補習」に来られましたよ。

のんびりした気持ちで楽しんで彫ってもらうために、おべんと持ちで来てもらうのがいいかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クスノキは彫刻家もよく使うくらい柔らかくて比較的彫りやすいのですが

その香りがいいという方も、いやだという方もあります。

今回のクスノキは色目豊かでユニーク、

これを選んだ方は彫り方もユニークでヘリンボーン。

くりくりと削ったあと出る木くずもすてき。

彫ったり

 

 

 

 

 

 

 

磨いたり。

 

 

 

 

 

 

 

 

樹皮に近い部分を残したものもあって

その木がいきてきた時間も感じられます。

 

 

 

 

 

 

 

 

コロナを気にかけ気にかけ過ごす小さな世界で

一期一会、偶然の手の動きから

世界にたった1枚しかないお皿ができていきます。